筝曲
夏期コース [206-S]
2024年7月11日、8月29日、9月5日 全3回(木曜日)+9月16日(土)庭園祭
お稽古時間は 10時~20時間となっておりますが、現時点では、14時~20時は満席です。詳細は、ご相談ください。
お申込みの際には、注意事項もご覧ください。
琴は、奈良時代(710年~794年)に雅楽の楽器として中国から伝わり、江戸時代(1603年~1868年)以降は、裕福層を中心に広まりました。 その後、様々な流派がでてきましたが、八橋検校(1614年~1684年)が創始した八橋流は、最も重要な流派の一つです。 箏曲の中でも最も古典的な曲である、「六段のしらべ」の作曲を手がけたといわれています。 今日でも活動を継続している流派では、生田流や山田流が有名で、箏と一緒に三味線や尺八など他の楽器との合奏もよくよく行われます。 箏のためだけに作曲された、近現代の新しい楽譜もあります。 – このコースでは、様々な音色を通して、箏という楽器の魅力と多様性に触れることができます。 初心者の方も大歓迎です。
講師:
講師・菊地奈緒子は、幼少の頃より母や祖母の手ほどきを受けて箏を始め、その後「沢井箏曲院」で沢井一恵、忠雄両氏に師事するようになる。 上智大学在学中より、沢井一恵箏曲団のメンバーとして海外公演を行う。 2007年、文化庁の奨学金を得て、フランクフルトのIEMA(Internationale Ensemble Modern Akademie)で現代的なアンサンブル演奏を学ぶ。 それ以来、生活の中心をドイツとしているが、海外のコンサートやフェスティバルへ度々出演している。 また、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に客演し、アドリアナ・ホルツキーのラインバレエ団での委嘱作品の世界初演に参加するなど、イベント主催者、作曲家、アーティストと様々な形で協力し、幅広いレパートリーを持ち、即興演奏も得意としている。 AsienArt Ensemble Berlinをはじめ、いくつかのグループで定期的に活動している。