墨絵ワーク ショップ:2024年2月[208-B]
2024年2月24日(土)13時~16時15分、25日(日)10時~16時
人数制限あり。 | 言語:ドイツ語
お申込みの際には、注意事項もご覧ください。
墨絵は、中国から日本へ伝わりました。 この画法は、素材についての高度な知識と技術が要求され、一筆一筆やり直しがききません。 墨絵で最も重要なのは、濃淡です。 墨絵家には、墨だけで、色彩や質感、 重量感、距離感 などを、色彩画同様に表現することが求められています。 ある有名な墨絵画家の言葉に、『うまく扱えば、まず5色は墨からほとんど勝手に出てくる。』 というものがあります。
このワークショップは、初心者の方にも中級者の方にもご参加いただけます。 授業内容は、セオリーの部分と技術的な部分とで構成されています。 その際に、様々な材料を用いて、いろいろなテクニック学びます。 オリジナル材料(日本の墨と紙)、および授業で使用する数多くの説明書きや練習材料が材料費に含まれています。 筆は、授業中はお貸しいたします。
講師:マルゴット・オレニチャックは、2002年より墨絵を学び始め、2014年より国際SUMI協会公認の水墨画講師を務める。ポーランドやスイスのほか、日本でも国立新美術館や東京都美術館での国際SUMI協会による展示をはじめ、数回の展覧会を開催し、様々な賞を受賞。近年では2020年初頭に日本外務省の特別賞を受賞している。 2019年1月より国立新美術館/東京で開催される国際公募展「アジア創造美術展」(2021年以降「美は国境を越えて展」)の審査員、2021年以降評議員を務めている。 また、日本を代表する水墨画家・小林東雲から「東虹」という名を与えられ、正式に弟子となる。