地歌三味線 12月ワークショップ [209-2]
最大 参加者数:4名(各グループ)| 言語: ドイツ語・日本語 – お稽古中、楽器はお貸し致します。 独自の物を所有なさっている方は、是非お持ちください。
- グループ A:13時~14時半
- グループ B:14時45分~16時15分
永禄年間(1558-1570)三弦は中国から琉球を経て日本に伝わり、少しずつ形を変えて日本の文化に組み込まれていきました。 その結果生まれたのが三味線です。この三弦の伴奏楽器は、日本各地において歌いものや語りものを奏でる大衆音楽として、今日まで知られる日本音楽の一つとなりました。 特に江戸時代(1603年~1868年)以降、近代文化の媒介物として、当時愛用した都市部を中心に大きな人気を博しました。 長い歴史の中で、三味線は劇場や歓楽街、大名屋敷や市民の裕福層の間でも使われてきました。 その場所や解釈によって、さまざまなスタイルやジャンルが生まれ、その一部は今日にまで受け継がれています。 それぞれのジャンルは、その独自の演奏スタイルやテクニック、音色、歌い方によって、特徴づけられています。 さわりと呼ばれる個所を台形の撥で叩くように奏でることで、特徴的な濁音の音色を響かせます。
今回のワークショップで習う地唄三味線とは、中間ほどの厚さの頸部が特徴的な、最も古くからある三味線の一つです。 歌を歌う際には、筝や時として尺八が伴奏に加えられることもあります。 歌詞の中には、しばしば内面にある感情や情緒を比喩したような、自然の光景を表現する言葉が用いられています。
音楽家・シュミット智子 (琴,地歌三味線, 歌) は、和楽 雅ユニットの創立メンバーの一人。 音楽学者トビアス・ヴィネンは、フォルクヴァンク芸術大学の講師でもあり、 山田流箏曲上原派雅会東京本部のメンバー。