期日

2024-02-22 - 2024-04-20
13:00 - 17:00 H

場所

Foyer EKŌ-Haus
Brüggener Weg 6, Düsseldorf, NRW, 40547

内容

申込み開始日:
申込み先:
開催形式: Präsenz
参加費: 拝観料
主催者: 惠光センター
講師:

 

展示会:伊勢型紙~伊藤龍生作品
オープニング:2024年2月22日(木)司会:ミヒャエル・クール(確認証持参者のみ、参加可。) 詳細&申込み: kuhl [AT]eko-haus.de)

 

型紙は、日本には長い伝統があり、型染めの際に使用される。 伊勢型紙とも呼ばれる型紙製造の中心地は、伊勢半島の三重県の各町にあり、型彫りの伝統が今日も受け継がれている。 上質の型地紙に、職人はナイフやパンチを使って、多種多様な模様を切ったり打ったりする。 中には抽象的で幾何学的な形の型もあり、男性用の着物の生地によく見られる。 この展覧会では、名古屋を中心に活動する日本人職人、伊藤龍生による型紙を紹介する。 これらの型紙は、布を染めるための道具というよりは、部分的に彩色された1つの芸術作品と言わざる負えない。 仏教の彫刻、経典、寺院、仏塔、神社から、モノクロの木版画を思わせる風景画、日本の演舞台の描写に至るまで、面白いテーマを取り揃えている。 作者個人と深く関係があるものでは、龍のモチーフがあり、これはファーストネームの「龍生」に由来する。 知恵、力、風と水、あるいは善の力を意味する。 伊藤龍生は、1943年生まれの名古屋在住。高齢になってからこの伝統的な型紙作りに目覚めた。 彼は、伊勢型紙の伝統を守り続ける、非営利団体のメンバーである。 2011年に、「日本の伝統的な祭り」をテーマにしたグループ展に初出品。
写真: 『春日大社の梅の花(2014年) 』 Ise-katagami © ITŌ Tatsuo