日本映画上映会『線は、僕を描く』満席
2025年2月14日(金)18時
監督:小泉徳宏|2022年、106分、Blu-ray、日本語・ドイツ語字幕
両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生の青山霜介は、アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会う。
なぜか湖山に気にいられ、その場で内弟子にされてしまう霜介。反発した湖山の孫・千瑛は、翌年の「湖山賞」をかけての勝負を宣言する。
水墨画とは筆先から生み出される「線」の芸術。描くのは「命」。はじめての水墨画に戸惑いながらも魅了されていく霜介は、
線を描くことで回復していく。そして一年後、千瑛との勝負の行方は。
本作のモデルとなった林東雲は、当センターで水墨画の講師をしているM.T. オレニチャクの師匠である。
映画の後、オレニチャクの挨拶および解説が予定されており、撮影の裏側と、その過程で生まれた師匠との思い出を語る。
第18回デュッセルドルフ日本映画祭EYES ON JAPAN(2025年1月8日~2月14日)の一環として上映。
写真:『線は、僕を描く』 © stu-hiro / Futtabasha Publishers Ltd. @ “Between Us” Film Partners