期日

2025-07-10 - 2025-08-16
13:00 - 17:00 H

場所

Foyer EKŌ-Haus
Brüggener Weg 6, Düsseldorf, NRW, 40547

内容

申込み開始日:
申込み先: eko@eko-haus.de
開催形式: 対面式(本館小展示場)
参加費: 大人5,00 €、学生3,00 €(惠光寺、日本家屋内見学も含む。)
主催者: 惠光センター
講師: 惠光コレクションより

 

浮世絵展『富嶽三十六景~凱風快晴』
2025年7月10日(木)~8月16日(土)

人間と多彩な表情を持つ動物とのやり取り、壮大な自然、炎のように真っ赤に染まった空の、夏の夕暮れ、
富士山の息を呑むような眺望、美しい女性たちの気品、その身振り手振りによって豊かな表現を見せる役者たち等、
色彩豊かな浮世絵が紹介されています。
浮世絵は、江戸(現在の東京)では「はかない世界の絵」と呼ばれていました。
浮世絵とは、陽気で色彩豊かな喧騒を色とりどりに映し出したものです。
色とりどりの賑わいに満ちたこの世の存在を色鮮やかに映し出している。
日本の木版画は江戸時代(1603-1868)に現れ、その後海外を渡り、
特にヨーロッパ印象派の画家たちの間で人気を博しました。
展示会では、浮世絵師の中でも特に有名な浮世絵師、
葛飾北斎(1760-1849)、北川歌麿(1753-1806)、歌川(安藤)広重(1753-1806)の作品を紹介しています。
これら全30点は、伝統的な木版印刷技術の保存を目的とし、浮世絵の制作技術を高度に継承した職人をかかえる唯一の版元である
公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団によって復元されたものです。
来館者がより身近に絵に接することができるように、各作品には説明文が添えられています。
解説パネルには、歴史、制作技法、作家についての情報を掲載し、浮世絵が西洋の印象派絵画に与えた影響についても取り上げています。

写真:葛飾北斎『冨嶽三十六景‐凱風快晴』(1831年頃)、東洲斎写楽『松本米三郎のしのぶ』(1794年)